X（旧ツイッター）は17日、ブロック機能の仕様変更を発表した。これまでブロックした相手に自分の投稿は見られないよう制限されていたが、今後は閲覧することが可能となる。機能の変更に、ネット上ではさまざまな意見があがりXトレンド1位の大反響。また、芸能界からも声が上がっている。
今年8月、米X運営会社のイーロン・マスク会長が、ダイレクトメッセージ（DM）以外の「ブロック」機能を廃止する予定だと発表。この日から仕様を順次変更すると発表した。Xでは「まもなくブロックが変わります ポストを公開に設定している場合、ブロックしたアカウントはポストを表示できるようになりますが、エンゲージメントを行うことはできません。ポストを表示できるユーザーを制限する必要がある場合は、引き続きアカウントを非公開にできます」と日本語で説明された。
ブロックした相手に自分の投稿が閲覧可能となり、Xは大混乱。「マジで全く意味がわからない」「いやブロック機能の意味ない」「ブロックしても見られますって、じゃあなんの機能なの、これ？」とさまざまな声が上がり、Xトレンド1位の大反響となった。
影響は、誹謗（ひぼう）中傷などの被害に遭う危険の高い芸能界にも。タレントの中川翔子は「ブロック機能変更はなぜ、、」と投稿し「人生って合わない人や攻撃してくる人と関わらない方がいい選択できること必要だと思う 一回しかない人生おかしい人に時間奪われたくないし実際異常な人に絡まれたり執着されたりの被害がトラウマになっている、関わるべきでない人から閲覧できなくて良いと思う」と主張した。
声優・池澤春菜は「ブロック機能、どうなるの？ゾンビを中心に6000くらいブロックしてるんだけど、全員わらわらと解放されちゃうのかしら」と不安視。「イーロンは結局、何がしたいのだろう」とつぶやいた。
タレントのJOYも「Xのブロック機能変更なんなのよ」と疑問視。「ブロックした側が公開アカウントの場合、された側は返信とかは出来ないけど投稿は見れるって、、返信が嫌なだけじゃなくて、そもそもその人に見て欲しくないからブロックしてるパターンの人もたぶん多いでしょ？誰が得する変更なのかな」と納得いかない様子だった。