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DeNA・三浦監督 戸郷、菅野相手に価値ある連勝「よく守り切った」 大貫好投は「素晴らしかった」

スポニチアネックス 2024年10月17日 20時49分

 ◇セCSファイナルステージ第2戦 DeNA2ー1巨人(2024年10月17日 東京D)

 日本シリーズ進出を懸けシーズン1位の巨人と同3位のDeNAが対戦する「2024 JERAクライマックスシリーズ(CS) セ」は17日、東京ドームでファイナルステージ第2戦が行われ、DeNAが連勝。2勝1敗とし2017年以来7年ぶりの“下克上”日本シリーズ進出に前進した。タイラー・オースティン内野手(33)が1―1の7回に勝ち越しのCS1号ソロを放った。先発の大貫晋一投手(30)は7回途中1失点の好投を見せた。

 試合後、三浦大輔監督(50)は2試合連続でロースコアを制しての勝利に「本当にしっかりと守り切った。接戦の中で、ミスも許されない中でも、よく守備陣が守り切ってくれたと思います」と称えた。

 打線は相手先発・菅野の前に4回まで1安打に封じられる。しかし5回、先頭の宮崎が左翼線への二塁打を放つと、桑原が送って1死三塁。すると森が初球フォークをしぶとく中前に運び、2戦連続の先制に成功した。6回に同点に追いつかれ1―1となったが、直後の7回にオースティンがCS1号ソロを放ち再び勝ち越した。

 指揮官は「なかなか点を取るのが難しい投手だが、先に1点取れたのは大きかった」と先制点の勝ちを力説。4番の勝ち越し弾についても「マークがだいぶきつくなっている中でもいい仕事をしてくれた」と最敬礼した。

 7回途中1失点と好投した先発の大貫については「もう素晴らしかったですよ。立ち上がりからそうですし、1点は取られましたけど、よく踏ん張った。ストレートの走りもよかったし、緩急をうまく使っていた」と左腕をねぎらった。

 これで2勝1敗。戸郷、菅野という球界屈指の投手から連勝できたことは大きい。指揮官は「また明日、全員で出し尽くせるように。全神経を集中して準備したい」と気合を入れ直した。

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