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IBF世界ライトフライ級王者・矢吹正道 統一戦希望明かすWBO王者の岩田翔吉に「興味も関心もない」

スポニチアネックス 2024年10月17日 21時53分

 プロボクシングIBF世界ライトフライ級新王者の矢吹正道(32=LUSH緑)が17日、東京・後楽園ホールでIBF世界スーパーフェザー級3位の弟・力石政法(30=大橋)の試合を観戦。試合後、報道陣に対応した。

 この日、リングサイドから弟のジム移籍初戦を見守り「試合内容はそこまで良くなかったのかな。まだまだ伸びる環境だし、こっちにいるときより強くなれると思う」と弟の決断を後押しした。

 今月12日には前王者シベナティ・ノンシンガ(25=南アフリカ)を9回1分50秒TKOで下し、世界王座返り咲きを果たした。13日にはWBO世界同級王者となった岩田翔吉(28=帝拳)が矢吹との統一戦を希望し「実現したらKO決着になる。やりたい」と対戦を呼びかけていたが、矢吹は「全く興味も関心もない」とばっさり。過去に日本同級タイトル戦を断られたことに言及し「本人は引きずっているみたいだが、自分にとっては試合を断られたうちの一人。本人が断った訳ではないと思うが、自分は何も思わない」と淡々と話した。

 統一戦の可能性にも「最近は統一戦が主流になっているが、自分も含めて今この状態で統一戦をやってもあまり意味がない。世界が認めないとやる価値はない」と持論を展開し、時期尚早だとした。

 今後については減量苦のため、フライ級転級も明かす。この日、2回KO勝ちした弟・力石からは「階級上げるって言ってたけど、返上したらフライ級で世界チャンピオンになれるか分からない。僕が世界獲るまで、もうちょっとライトフライ級におってほしい」と転級ストップ指令も出されていたが「今はそこは考えていない」と話すにとどめた。

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