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「ミラ☆モン」松本圭佑が相手の奇襲にも動じず 5戦ぶりKO勝利でV4成功「世界レベルに食らいつく」

スポニチアネックス 2024年10月17日 22時26分

 ◇プロボクシング日本フェザー級タイトルマッチ10回戦 松本圭佑《KO2回2分25秒》中川公弘(2024年10月17日 東京・後楽園ホール)

 日本フェザー級王者の松本圭佑(25)が同級7位・中川公弘(33=ワタナベ)を2回KOで下し、4度目の防衛に成功した。

 開始のゴングの同時に突進してくる相手の“奇襲”にも動じず。2回に右フックでダウンを奪取すると、再開後も連打から2度のダウンを奪い、計3度相手を倒す完勝を見せた。5戦ぶりのKO勝利に「最初、勢いよく出てきてびっくりしたが、落ち着いて対処すれば大丈夫だと思った。勝ててホッとしたことと、KO勝ちは久しぶり。プロのボクシングは難しいと思うことはあったが、ひた向きにやってきたことが実を結んだ」と笑みを浮かべた。

 6月に行われた3度目の防衛戦ではフルマークの判定勝ちも、倒しきれず。大橋秀行会長や、父・好二トレーナーからも厳しい評価が下されるなど課題が残ったが、「今日はお客さんにも途中で帰られるような試合ではなかったかなと思う」と安堵(あんど)した。

 世界ランキングではIBF7位、WBC9位、WBO13位にランクイン。「世界のレベルは高いが、それに食らいついて、越せるように日々精進していきたい」と松本。大橋秀行会長は「次のチャンピオンカーニバルの内容次第でゴーサインを出したい」と世界戦へのアピールに期待した。

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