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オリックス舜平大 秋季強化プラン白紙…違和感抱える腰の状態考慮「やれることをやっていきたい」

スポニチアネックス 2024年10月18日 5時3分

 オリックス・山下の秋季強化プランが白紙となった。右腕は「去年ああいう形になって、今年も気になるときはあった。去年が去年だったので不安はありますけど、やれることをやっていきたい」と昨夏に腰椎分離症を発症した腰部に、今季もシーズン中から違和感を抱えていたことを明かした。これを受け、参加予定だった、みやざきフェニックス・リーグと、オーストラリアでのウインターリーグへの派遣も取りやめが決まった。

 厚沢投手コーチは、かつて日本ハムで指導した大谷翔平(ドジャース)の例を引き合いに「23~24歳ぐらいまで骨が成長している子たちがいて、症状が出る選手がいる」とし、山下も同様のケースと説明。「期限を設けたからといって、骨の成長が止まるわけではない」と全体メニュー復帰までの期限は設けず、慎重に状態を見極めていく方針を示した。

 秋季練習初日だったこの日は全体アップに加わらず、岸田新監督や福良淳一ゼネラルマネジャーと約15分にわたって今後の練習メニューや治療法について話し合った。「去年より(症状)は軽いかなと。治すのもそうですけど、トレーニングとかもしっかりしたい」と山下。誰もが認める素質の完全開花へ、己の成長と向き合う時間を過ごす。 (阪井 日向)

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