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松田宣浩氏 ソフトバンク・近藤のホームランに鳥肌「スタメンに戻った威圧感、打線の並びは脅威」

スポニチアネックス 2024年10月18日 5時3分

 ◇パCSファイナルステージ第2戦 ソフトバンク7ー2日本ハム(2024年10月17日 みずほペイペイ)

 【松田宣浩 視点】ソフトバンク・近藤選手のホームランには鳥肌が立ちました。初回2死二塁、4番の山川選手がチェンジアップを左前適時打。同点になり、相手は、初球は球種を変えてくるとの読みがあったと思います。そこでしっかりと真っすぐを狙い打ちました。

 右足の状況は100%じゃないでしょう。打ったのは周囲が状態はどうかと注目する1打席目でした。第1戦も1打席目に二塁打。ケガを押して出るだけではなく、戦力になる。近藤選手がスタメンに戻った威圧感、打線の並びは脅威です。

 2本塁打の山川選手はファイナルS開幕前に話した際、1、2戦目に打点を挙げて、ホームランを打ちたいと言いました。手の付けられない状態になっています。

 投手は点差はありましたが杉山、ヘルナンデス、オスナと勝ちパターンを起用。違う投手を使い、相手打線をよみがえらせるのは危ない。油断させない勝ち方を選ぶことも短期決戦では重要です。

 日本ハムは一つ負ければ終わり。シンプルになりました。勝つには点を取ること。万波選手、清宮選手、マルティネス選手、レイエス選手、松本剛選手を固めた打線を組み、大量点を取れる形にする。起死回生を狙うには一つの策だと思います。(スポニチ本紙評論家)

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