藤川新体制で臨む阪神の来季コーチ陣容が固まった。近日中に正式発表される。
この日、新たに上本博紀2軍野手コーチ（38）が1軍打撃コーチを務めることが判明した。現役時代は走攻守三拍子そろった内野手として活躍。1メートル73とプロ野球選手としては小柄ながら、通算30本塁打と一発長打を秘めつつ勝負強さも兼ね備えた打撃でファンを沸かせた。今季までオリックスに所属していた小谷野栄一氏（44）とタッグを組み、その巧みな打撃技術と理論を森下、佐藤輝ら期待の若手たちに伝えることで、打線強化の一翼を担う。
また今季までオリックスの内野守備走塁コーチを務めた梵英心氏（44）が、2軍打撃コーチとして入閣することも決定。藤川新監督と同学年の小谷野、梵コーチが1、2軍の打撃部門を支える。
1軍はヘッドコーチを置かず、藤本敦士内野守備走塁コーチ（47）が総合コーチに転任。和田豊2軍監督（62）は1、2軍打撃巡回コーディネーターとなって、新指揮官を幅広くサポートする。