フリーアナウンサーの福澤朗(61)が18日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。名セリフ「ジャストミート!」誕生秘話を明かした。
MCのフリーアナウンサー・神田愛花は、福澤とロケに行くと、福澤が「ジャストミート!」を求められることが多いとし、「なので“ジャストミート”がさびないようにおうちで何回か練習するっぽい」とのイメージをぶつけた。
福澤は「さびはともかくとして、練習は時々してます」と「〇」の札を掲げて回答した。
「ジャストミートはただ(右手を)出せばいいというものではなくて、左手がポイントで。これでバランスを取る」と熱弁。「これ(右手を出すだけ)だと出発進行じゃないですか。これ(左手)があるとジャストミートになる」「理科の授業で習うじゃないですか。フレミングの法則。3次元」となどと続けると、「これは時々、鏡に映る自分を見たりして、ちゃんとチェックしてます」と説明した。
「ジャストミート!」はいつできたのかと問われると、「元々これプロレス中継を始めた時に、スタン・ハンセンのウエスタンラリアットを間近で見て、その興奮を何か一つの言葉で絶叫したいなっていうことで、それでいろんなワードをうちに帰って書いて。でいくつかあったうちの一つがジャストミートなんです」と打ち明けた。
右手を出すジェスチャーは当初はしていなかったとしたものの「“ジャストミート!”ってハチマキをしてプロレスニュースをやるようになって、“ジャストミート!”が僕のニックネームになって来て、いろんなバラエティー番組とか出るたびに“福澤朗、ジャストミートと叫ぶ”って書いてあって。ただ叫ぶだけじゃなんかいけないかなっていう感じで」と後から考えたとした。
アナウンサーで決めゼリフを持っている人は少なく、同局・山本賢太アナウンサーの「エナジー!」ぐらいだとの話が出ると、福澤は「エナジーはちょっと弱い。ありふれたワードなんで。」とバッサリ。「ジャストミート!」は野球中継のスロー映像の解説用語であったとし、「それをリアルタイムで使ってみようっていう発想でジャストミート」と胸を張った。