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メッツ・リンドア「一緒にまだ粘ってくれ」“崖っ縁”第5戦へ気合 先発する左腕も「戦う準備できている」

スポニチアネックス 2024年10月18日 15時11分

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 メッツ2ー10ドジャース(2024年10月17日 ニューヨーク)

 メッツは17日(日本時間18日)、本拠でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に敗戦。対戦成績が1勝3敗となり、ワールドシリーズ進出へ“崖っ縁”に立たされた。

 「1番・遊撃」で先発出場したリンドアは5打数2安打。3回無死一塁から中前打でチャンスメークもこの回、打線は併殺崩れの間に1点を返すのがやっと。7回の第4打席も先頭で中前打を放ったが得点には結び付かなかった。

 試合後、リンドアは「今日の試合で学んだことを明日生かして戦うだけだ。相手チームが好機を活かして得点に繋げていた。我々はそれができなかった。出塁している時は、しっかり打って得点し、投手を助けないといけない」と打線のつながりが欠いたことを反省した。

 そして、大谷の先頭打者弾が与えた球場の雰囲気の変化について問われると「直後にすぐ一発返して同点にしたから何も変わっていない。大谷が本塁打、ビエントスが本塁打で試合はただ振り出しに戻った」とビエントスに同点ソロが飛び出したことから大きな影響はなかったとした。

 1勝3敗となり、崖っ縁で迎える第5戦に向けて「昨日よりはいい野球ができていたが、最終的には相手チームを上回る試合をしないといけない。チームを信じていなかったら今ここにはいない」とし「1試合1試合しっかり点を入れていくこと。ファンには“一緒にまだ粘ってくれ”と言いたい。ファンのおかげてここまできた。明日クレイジーにお祝いできるのをプレゼントしたい」と必勝を誓った。

 また、アロンソも「シーズン通して崖っ縁のようなものだった。その中でたくさんのことを学んだ」とレギュラーシーズン途中から盛り返し、最後の2試合でワイルドカードシリーズ進出を決めた今季自体が“崖っ縁”だったと回想し「ここまでの結果は悔しいが、今日は山本を早く交代させたのは良い仕事ができたと思う。出塁も多かったが、得点には繋げられなかった。ただ、もう終わったことだし、ここまでの経験を生かして明日に臨みたい」と力を込めた。

 第5戦に先発するピーターソンも「チームは自信を持っているし、今季ここまでたくさんのことを乗り越えてきた。この状況で先発できるのは非常に光栄なこと。チームが自信を持ってくれているという証。明日戦う準備はできている」と意気込んだ。

 ワイルドカードシリーズでは第3戦でアロンソが逆転3ランを放ち、ブルワーズに勝利。フィリーズとの地区シリーズでは第4戦でアロンソが逆転満塁弾を放って突破を決めるなど「ミラクルメッツ」で勝ち進んできた。諦めるのはまだ早い。

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