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日本ハム新庄剛志監督 去就は「ドラフト会議が終わったときにしっかり答えを出す」 ドラフト会議は出席へ

スポニチアネックス 2024年10月18日 21時4分

 ◇パCSファイナルS第3戦 日本ハム2―3ソフトバンク(2024年10月18日 みずほペイペイ)

 日本ハムの新庄剛志監督(52)が18日、クライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージ(S)第3戦のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に敗れ、敗退が決まった後、自身の去就について言及した。

 2年連続最下位から巻き返して貯金15の2位と就任3年目でチームを躍進させた指揮官がついに自身の今後について「僕がどうするかは、ドラフト会議が終わった時にしっかり答えを出します。ちょっと待っておいてください」と語り、24日のドラフト会議にも出席することを明言した。

 2位でチームを6年ぶりとなるCS進出に導いた新庄監督。ロッテとのファーストSを1敗からの2連勝で突破したが、ファイナルSではリーグ優勝のソフトバンク相手に1勝もできず涙をのんだ。試合後にはソフトバンクナインへ拍手を送り、日本ハムの選手へは「よくやりましたよね。成長度は12球団ナンバーワンです。ここまで2年間、僕のやり方についてきてもらって、なんとなく僕の考えを理解してもらって、いろんな采配でも、サインでも一発で決めてくれて。それをしっかりやってくれたらこの順位に来れますよというところは選手も分かってくれたと思う」と語った。

 9日のシーズン最終戦となった楽天戦(楽天モバイル)後には、新庄監督は「やり返したろうと思ったらまたあるし、完全燃焼したら“責任を果たしました”となる。今後の戦い方次第」と退任も含め、ポストシーズンの成績も踏まえて決断を下す意向を明かしていた。

 また、9月27日に都内で開催されたプロ野球のオーナー会議後には日本ハムの井川伸久オーナーが、「私自身は、やはり新庄さんを非常に評価している。3年目にクライマックスに出ていただいたのは今季始まる前はそこまで確信を持てるものじゃなかった。非常に素晴らしい采配だというふうに思っております」と、その手腕を高く評価。来季の続投を要請する方針を示していた。

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