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【スキージャンプ】高梨沙羅は2位 飛距離伸ばすも飛型点に課題「今のままではちょっと厳しい」

スポニチアネックス 2024年10月18日 21時36分

 ◇ノルディックスキー全日本選手権ジャンプ・ノーマルヒル最終日(2024年10月18日 長野・白馬ジャンプ競技場 ヒルサイズ=HS98メートル)

 女子決勝が行われ、18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(28=クラレ)は91・0メートル、93・5メートルを飛び、合計221・6点で2位だった。飛距離では1本目、2本目ともに優勝した伊藤有希(土屋ホーム)を上回りながらも飛型点が伸びず。「ランディングが今年から大きく引かれる(ルール)ので、今のままではちょっと厳しい」と首をひねった。

 国際スキー・スノーボード連盟(FIS)は今季から着地でテレマークを決められた際と決められなかった際の加減点の幅をアップし、より飛型点や着地の重要度が増す採点基準となった。オフはアプローチや着地姿勢を保つ練習に取り組んでいたというが、「グラウンドでやるのとジャンプ台でやるのは感覚が違う。もうちょっと違うトレーニングも取り入れていかないといけない」と今後の課題を口にした。

 あす20日には26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪でも女子種目として採用されるラージヒルが行われる。「純粋に試合数が増えるのを望んでいたし、女子もラージで試合ができるレベルまで上がってきたという提示にもなる」と話し、日本一のタイトル獲得にも意欲を示した。

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