◇セCSファイナルステージ第3戦 巨人1―2DeNA(2024年10月18日 東京D)
巨人の主砲兼主将である岡本和真内野手(28)は崖っ縁にも必死に前を向いた。
「まだ決まった訳じゃないですし、最後まで何があるか分からないので頑張りたい」
この日は坂本がベンチスタートとなり、一塁から三塁に回って先発出場。2回には相手先発右腕・吉野から左翼スタンド上段へ先制の1号ソロを放ってチームをけん引した。
だが、終わってみれば、チームが挙げた得点はこの1点のみ。3戦目で初めて先制したものの逆転負けに終わった。
チームは初戦から4安打無得点、5安打1得点、5安打1得点と貧打が続くが、チームの総得点2はいずれも岡本和が挙げたもの。
この日の岡本和は3回、1死二、三塁で申告敬遠され、1点を追う8回の第4打席も2死二塁で申告敬遠。2度目はスタンドの巨人ファンから盛大なブーイングが降り注いでいた。