◇セCSファイナルステージ第3戦 巨人1―2DeNA(2024年10月18日 東京D)
巨人の来日2年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)はクライマックスシリーズ(CS)初登板初先発。オースティンに同点の一発を浴びて4回3安打1失点で降板し、救世主にはなれなかった。
グリフィンとの試合後の一問一答は以下の通り。
――登板を振り返って。
「調子は悪くなかった。先制したところを追いつかれて、向こうに流れを与えるような結果になっての降板だったので、それは、しょうがないとはいえ、悔いが残るところです」
――オースティンの一発は内角を狙った真っすぐが外に抜けたのか?
「とにかく、オースティン相手には低めを肝に銘じていたはずなのに、それができなかった。追い込んでいて、フォアボールで出塁させたくなくって。そこからビッグイニングをつくられたくなかったので、なんとかストライクゾーンに投げようという意識のなかで、ただ、高めにいってしまった」
――DeNA打線にレギュラーシーズンとの違いを感じるか。
「アメリカのプレーオフなんかを見ても、レギュラーシーズンとは違ってプレーオフで勢いに乗るチームはある。DeNAもいい打線なのは間違いないが、この時期に打線がいい波に乗って…というのがちょうどこの時期に当たったのではないか。レギュラーシーズンのころと打線が何か違うという印象は特にない」
――3回、攻撃が併殺打に終わり、そこで流れが変わったことなどを感じたか?
「特に短期決戦は、小さなことがうちも向こうも、勢い、流れが変わっちゃうというのはある。当然、3回はいい形に攻撃がああいうふうに終わり、流れが向こうにいってるなというのを分かっているなかでだったので、なおさら3人で抑えようという気持ちはあったけど、残念ながらそういうふうにできず、流れを止めることができなかったというのは、自分が責任を負うところです」