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【阪神・藤川監督語録 投手編】西純と椎葉に改善の可能性 

スポニチアネックス 2024年10月19日 5時19分

 宮崎で行われているフェニックスリーグを視察した阪神・藤川球児新監督(44)が若虎のアピールに「最高の試合。来て良かった」と目を細めた。6回無死一、二塁から前川がDeNA先発の石田から右翼へ逆転3ラン。さらに今季1軍デビューも果たした野口が左翼へソロ本塁打と2者連発。井上も2本のタイムリーを披露した。投手陣では西純と椎葉に改善できる可能性を見抜いていた。以下は一問一答。

 ――試合はいい部分も悪い部分もあった。

 「ピッチャーの西(純)と椎葉。やっぱり課題はすごく見えたし、改善ができるなという風には正直思いましたね。同じ投手として。この秋、元気な状態であれば、ピッチングコーチと一緒に、思い切って取り組んでいけば、この二人は改善できるというか。彼らが受け入れられればね。練習をしっかり投手として、いわゆる実りの秋にすると思い込んできてくれれば、思い切ってアプローチはかけられると思います。監督という立場なので、正直難しいですけれど、そこは彼らのためを思えばやらなければいけないんじゃないかと。方向性だけ見せればいけると思うんですよね。まずはそういう課題ですね」

 ――球団SAやメディアの立場から見ていたときに気になっていた部分がきょうも見えた。

 「いや、ピッチャーとしての、立場ではなくて彼らがいま投げている投球スタイル、そこから出てくるボールを見たときにどうすれば改善できるかなというところを見ていて、改善が必要なところと、どういう方法でやればというのはある程度見えてはいるんですけど、それを投手コーチと話して、メカニックな部分なので、今度は技術的なところで、秋だからこそ、自分も汗かいてやらせていただこうかなと思いますけどね。それは特別時間が必要かもしれないですけど。彼らが受け入れれば、ね」

 ――西純は監督と同じ高卒入団で、来年が6年目。この時期だからこそ大事にしてほしいところは。

 「いや、こちらからおそらくアプローチをかけて、今の現状を自分が受け入れて、次の春は違う形で迎えたいと思うことまで見据えることができたら、多分…多分じゃないな、その練習はできると思います。鍛錬というか、違う姿にはなってくると思う」

 ――ピッチャーとしていろんなタイプがいると思うが、ボールを上から叩く、シュート回転してしまうとかそういった部分も含めて見ていくことになる。

 「本人は、課題はあると思ってるでしょうし、シュート回転してるとかっていうのは多分投手コーチもわかってはいる…んだと思うんですけど、秋がしっかりあるんで、そこで見てからというか、直接本人と話して、受け入れて、受け入れれば、指導していこうかなと。ピッチングコーチと一緒に、とは思いますけど」

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