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まさか…フラーティ3回8失点KO 救援陣投入しないド軍ベンチに「許しがたい」「2点差だった」と米記者

スポニチアネックス 2024年10月19日 7時44分

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦 ドジャースーメッツ(2024年10月18日 ニューヨーク)

 ドジャースのジャック・フラーティ投手(29)が18日(日本時間19日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦に先発。初回からアロンソに先制3ランを浴びるなど、3回8失点で降板した。

 立ち上がり、先頭・リンドアに右前打を許すと、続くニモを四球で歩かせ一、二塁。ビエントスは左飛に打ち取ったが、1死からアロンソに低めスライダーを中堅へ運ばれ、先制3ランを浴びた。

 2回は先頭・アルバレスに二塁打を許したものの後続を断ち無失点。ところが、1-3の3回、アロンソ、ウィンカーと2者連続四球を与えると、マルテに左翼線への2点二塁打を浴びリードを広げられた。

 テーラー、マクニールを打ち取り2死までこぎ着けたもののアルバレスに左前適時打を許すと、リンドアには右翼線への適時三塁打、ニモにも右前適時打と3者連続タイムリーを浴び、この回打者9人の猛攻を受け、一挙5点を失った。

 ポストシーズンで先発投手の8失点は球団では2014年カーショー以来となった。

 3回、フラーティが打ち込まれているなか、ドジャースブルペンでは誰も準備をせず、先発右腕の続投を選択した。

 地元「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は自身のX(旧ツイッター)で「ドジャースは日曜日(日本時間21日)にブルペンゲームを控えており、それがおそらく早めにブルペンゲームをしないという決定に影響したのだろう」と第6戦を「ブルペンデー」にすることから、大量点差が付いてもフラーティを続投させ、早い回からの救援陣投入を控えたのではと記した。

 地元ラジオ局「ESPNロサンゼルス」にも出演するドジャース担当のブレイク・ハリス記者もXで「私はただ驚いている。第6戦がブルペンゲームになろうが、今日勝つことができれば、誰も気にしない。2点差の試合だった。ジャック・フラーティをあのイニングのマウンドで死なせたのは許しがたい」とドジャースベンチを痛烈に批判した。

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