◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦 メッツ12-6ドジャース(2024年10月18日 ニューヨーク)
メッツは18日(日本時間19日)、本拠でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦に勝利。対戦成績を2勝3敗とし、崖っ縁で踏みとどまった。
負ければシーズン終了と“崖っ縁”に立たされて迎えた第5戦は序盤から打線が奮起した。
初回1死一、二塁から主砲アロンソが先制3ラン。相手先発・フラーティの低めスライダーを中堅に運び、幸先良く点を奪った。
3回にはアルバレス、リンドア、ニモに3者連続タイムリーが飛び出すなど、打者9人の猛攻で一挙5点。フラーティをノックアウトした。
1点を返され、2-8となった直後の4回もウインカーの適時三塁打などで2点を追加。6回もマクニールの中犠飛で加点するなど、着実に点を重ね、終わって見れば14安打12得点でドジャースを突き放した。
ポストシーズン(PS)での12得点は球団史上2位タイ。最多は2015年地区シリーズ第3戦の13得点。また、PSでは2002年のワールドシリーズ第2戦のエンゼルス以来、22年ぶりに無三振試合を記録。メジャー全体でPS通算11度目となった。
先発したピーターソンは4回途中2失点。後を継いだギャレットがパヘスに3ランを浴びるなど失点したが、大量援護に守られリードを守り切った。
ブルワーズとのワイルドカードシリーズは第3戦で9回にアロンソが逆転弾を放ち勝利。フィリーズとの地区シリーズも第4戦でリンドアが逆転満塁弾を放ち勝利と劇的な勝ち方でリーグ優勝決定シリーズに進んだメッツ。諦めるにはまだ早い。