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大谷翔平を空振り三振に封じたディアス 超クールな登場&圧倒的力に「敵ながら大好き」「見れて満足」の声

スポニチアネックス 2024年10月19日 9時39分

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦 メッツードジャース(2024年10月18日 ニューヨーク)

 メジャーを代表する守護神が大谷翔平の前に立ちはだかった。メッツは5点リードの8回からエドウィン・ディアス投手(30)を投入。2回を1安打無失点で終え、リーグ優勝決定シリーズ2勝目を手にした。

 球場の照明は明暗転を繰り返し、高らかに勇ましいトランペットの高音が響き渡る。ファンは総立ちで大盛り上がりだ。登場曲のティミー・トランペット「Narco(ナルコ)」を背に背番号「39」がマウンドへと向かった。この日2本塁打を放っている先頭のパヘスをスライダーで空振り三振に仕留めると、続く大谷は99.2マイル(約159.6キロ)直球で空振り三振。続くベッツも二ゴロに仕留めて、ドジャースの反撃機運を完全に断ち切った。

 ディアスは試合後「私たちの目標はこの試合に勝ってロサンゼルスに戻ることでした」と胸を張り、「私たちはそれを達成しました。本当に良いチームを相手に、本当に良い野球をしました」と謙虚に語った。

 絶対的守護神は、この日に限らず大谷に全く仕事をさせていない。対戦成績はポストシーズンでの2打席を含めて5打数無安打2四球。全て空振りで5三振を奪っている。22年オフにクローザーとしては史上最高額となる5年総額1億200万ドルで契約。しかし23年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で右ひざ膝蓋腱断裂(しつがいけんだんれつ)で重傷を負い、昨年1年を棒に振った。見事に復活を果たし今季6勝、20セーブをマークした右腕が力を存分に見せつけた。

 大谷を封じられ、試合にも敗れたが、ドジャースファンも含めてディアスのクールな登場と圧倒的な力にネットも興奮。「あれは何回見てもしびれる」「登場曲以上にムービングファストボール凄すぎ」「マウンドに行く姿がカッコよすぎ」「球場全体がアガるのは敵ながらでも大好きです!クローザーの入場曲はやはりアガりますね」「ディアスの登場を見れて満足」と称賛の声が相次いだ。

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