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メッツ守護神ディアス「いいチームを相手に、いい野球をした」 大谷翔平を160キロ空振り三振斬り

スポニチアネックス 2024年10月19日 10時1分

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦 メッツ12―6ドジャース(2024年10月18日 ニューヨーク)

 メジャーを代表する守護神が大谷翔平の前に立ちはだかった。メッツは5点リードの8回からエドウィン・ディアス投手(30)を投入。2回を1安打無失点で確実に試合を締めくくり、チームにリーグ優勝決定シリーズ2勝目を導いた。

 ファンが総立ちで盛り上がる登場曲のティミー・トランペットの「Narco(ナルコ)」、勇ましい名曲を背にマウンドへと向かうと、まずはこの日2本塁打を放っている先頭のパヘスをスライダーで空振り三振。続く大谷は99.2マイル(約159.6キロ)直球で空振り三振に仕留めた。ベッツも二ゴロに仕留めて、相手の反撃機運を完全に断ち切った。

 ディアスは試合後FOX Sportsのインタビューに「私たちの目標はこの試合に勝ってロサンゼルスに戻ることでした」と胸を張り、「私たちはそれを達成しました。本当にいいチームを相手に、本当にいい野球をしました」と謙虚に語った。

 大谷との対戦成績はポストシーズンでの2打席を含めて5打数無安打2四球。全て空振りで5三振を奪っている。23年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で右ひざ膝蓋腱断裂(しつがいけんだんれつ)で重傷を負い、今季6勝、20セーブと見事に復活を果たしたメッツの絶対的守護神。残り2戦でもドジャースの前に大きく立ちはだかるのは間違いない。

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