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畑岡奈紗が67のチャージで3差5位浮上「うまくかみ合ってくれた」逆転で日米通算12勝狙う

スポニチアネックス 2024年10月19日 16時13分

 ◇女子ゴルフツアー NOBUTA GROUPマスターズGCレディース第3日 (2024年10月19日 兵庫県 マスターズGC=6506ヤード、パー72)

 20位から出た日米通算11勝の畑岡奈紗(25=アビームコンサルティング)が7バーディー、2ボギーの67をマークし、通算10アンダーで首位と3打差の5位に浮上した。

 ムービングデーに実力者がチャージを見せた。畑岡が67と伸ばして優勝争いに加わり、「うまくショットとパットがかみ合ってくれたかなと思います」とうなずいた。

 この日イーブンパーで迎えた9番のグリーンで103分の中断に見舞われた。これがチャージへの号砲となる。10番パー4で158ヤードの第2打を7Iのコントロールショットでピン手前2メートルに寄せると、ここから3連続バーディーを奪う。難関178ヤードの17番パー3では5Iでピン手前5メートルにつけ、これを沈めて通算10アンダーに乗せた。

 持ち前の修正力が光った。バックナインでパットのグリップを調整。「グリップする中でヘッドが動いちゃう感じがあって、たまにカツンっていっちゃったり、まだらだった。それがしっくり来たので自分の振りたい幅とヘッドが同調して、しっかりと打つことができたと思う」。14番で3メートル、15番で7メートルとシビアな距離を沈めきった。

 日米通算11勝を誇る実力者にとって、約1年ぶりの日本ツアー参戦となった。今大会は7年ぶり2度目の出場。前回の17年は第3日を終えて首位と2打差の2位につけながら、台風接近で最終日が中止となった舞台だ。3打差はもちろん、十分に射程圏内。「あまりそういうことは意識しないで、自分のいまできることを続けていくことが大事」と冷静に自身を見つめながら、「その先にそういう結果があれば良いなっていう風に思います」と続けた。

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