NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演中のファーストサマーウイカ（34）が19日放送のカンテレ「おかべろ」に出演。大河出演に生きた母の教えを明かした。
同ドラマで清少納言を演じる。アップの映像で目の中のコンタクトレンズが映ってはいけないと、ICL（眼内コンタクトレンズ）手術を受けるなど、自ら時代背景を考慮して体を張った役作りをしたことを語ったウイカ。さらにもう一つ、長年にわたる役作りについても話した。
芸能界を本格的に目指そうとした高校時代。ピアスの穴を開けようと母親に相談すると、「時代劇に出るならピアスの穴開けたらあかんのちゃうの？」と助言された。「ああ、そうかあ…と。そこからずっと開けてこなかったんですよ」と明かした。
いまや時代劇に出演する役者でも、ピアス穴がある人は多くいるといい、「粘土みたいなので埋めたり、CGで消せるし、いいんですけどね。ただ、もし私が時代劇の最終オーディションで、耳の穴ぼこぼこに開いてて、もう1人が開いてなかったら、穴あいてないほう取るよな、と。そんな穴ぼこで競り負けたくないなと思って」と苦笑い。いつかの時代劇出演を見越して、オシャレを我慢したことを打ち明けた。
「もし、ほんまに死ぬ直前まで時代劇出られへんかったら、悔しいから最後穴開けまくって死んだろか思ってた」と言って、笑わせ、「まあこうしてネタになったから、オカンありがとうねと」と、的確な助言をくれた母に感謝した。
「雰囲気的には、そんなん関係あるかい！って感じやのに」とNON STYLE・石田明に言われ、「やんちゃなキャラやったから、めっちゃ（ピアス穴が）開いてそうや、と言われる」と苦笑い。「タトゥーも入ってないです」とアピールしていた。