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苦節30年の俳優初主演映画 初日舞台あいさつ満員御礼! 関係者「カメ止め、侍タイへ続け!」期待高まる

スポニチアネックス 2024年10月19日 16時58分

 苦節30年の俳優・渡辺隆二郎(56)が初めて主演を務める映画「Good Dreams」(監督井上竜太)の初日舞台あいさつが19日、東京都江東区のユナイテッド・シネマ豊洲で行われた。

 売れない役者が人助けのために一世一代の芝居を決意し、東京・亀戸の街を奔走するヒューマンドラマ。

 ほぼ無名の俳優が主演の超低予算映画にもかかわらず、2回の舞台挨拶は満員御礼のもり上がり。渡辺が「自分が主演で本当に公開になるのかなと心配だったんですが、街にポスターが張られ、広告も出ているし本当に始まるんだと。他人事のようにうれしいです」と苦労人らしい喜びを語ると、会場は温かい笑いに包まれた。

 井上監督は「20年来の友人の〓ちゃんと、いつか〓ちゃんを主役に映画を撮りたいという夢を語ってきた。無名の役者が主演は無謀だと思いつつシナリオを描き始め、いろいろな方にシナリオを読んでもらって、隆ちゃんに会ってもらい賛同者が増え、奇跡的に映画が実現出来た」と感慨深げに映画の成り立ちを語った。

 主人公「りゅうちゃん」は渡辺のあて書きで「ほとんど本人」(井上監督)。観客からは「夢と希望をもらった」「あきらめなければ夢はかなうんですね!」「泣きました」という声が寄せられた。関係者は「カメ止め、侍タイムスリッパーに続く、低予算からのヒット作品へ」と期待を込めている。

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