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早大・山縣、瞬時の判断でチーム救うファインプレー 同ポジション宗山も「意識しています」

スポニチアネックス 2024年10月19日 18時8分

 ◇東京六大学リーグ第6週第1日 早大3―2明大(2024年10月19日 神宮)

 最終回に早大内野陣の“ビッグプレー”が飛び出し、優勝を占うカードに先勝した。

 3―1の9回から1点差に迫られ、なお1死一、二塁のピンチ。明大・光弘帆高(2年)の一ゴロで、遊撃の山縣秀(4年)が瞬時の判断でチームを救った。一塁走者を二塁封殺後、投手の一塁ベースカバーが間に合わないと見るや三塁へ素早く転送。飛び出した走者がタッチアウトになり、併殺で試合終了となった。

 「同点の場面で走者が(本塁に)還りたい場面。田和のベースカバーが遅れたので、それも見て三塁に投げた方が絶対アウトになるかなと思った。うまく(三塁手の)小沢がタッチしてくれた。あそこで切れたのが一番大きかった」と山縣。プロ志望届を提出済みとあって、広島がドラフト1位指名を公表した同ポジションの明大・宗山塁(4年)は気になる存在だ。

 「(宗山は)うまいですね。それだけです」と周囲を笑わせると「守備の安定感は負けたくない。そこは常に意識しながらやっています」と力を込めた。

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