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柳葉敏郎「あれは俺が要求したの」 “踊る”室井慎次の名シーン裏話に浜田雅功驚き「1回だけですよね?」

スポニチアネックス 2024年10月19日 18時24分

 俳優の柳葉敏郎(63)が19日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」(土曜後1・54)に出演。大ヒットドラマ「踊る大捜査線」(フジテレビ系)の室井慎次役の裏話を明かす場面があった。

 自身にとって室井慎次はどういう存在か?と聞かれた柳葉は「どうでもいい存在!」とキッパリ。MCのダウンタウン・浜田雅功から突っ込まれ、「室井というイメージが付きすぎちゃって、本来俳優として仕事をやっていくうえで、ちょっとつらかったのよ、一時」と当たり役ならではの葛藤を吐露した。

 「どうしてもそういうイメージで来るオファーが多くなっちゃって、俳優としてはつまんないなと思う時期があった」と明かすと、「でもそこに至るまでは色んな役やってますやん」と浜田。柳葉は「まあ感謝ですよね、室井には。あまりわがまま言っちゃいけないよね」としみじみ語った。

 過去には「室井慎次役がつらすぎるから殉職させてくれ」とプロデューサーに頼んだこともあった。「一番最初のドラマの時。あんまりつまんなくて」と初期の頃だったと明かすと、浜田は「ええ!?マジすか」と驚きの表情。「だって室井が暴れた姿見たことある?つまんないのよ」という柳葉に、浜田は「ちょっとわかります。走ったの1回だけですよね?“モニター全部見とけ”言われて最後廊下を…室井がいつもゆっくり歩いてるのに足元がタッタッタッて走るんですよ。あれはすごい印象的で“あっ室井走った”っていう」と室井が唯一走ったシーンを楽しそうに回顧した。

 「あれは俺が要求したの。本来は室井がいつもいるテーブルで(セリフを)言う台本だったんだけど、やめてくれと。ここ動かしてくれと」と自身の直談判で生まれたシーンだったと告白。当時は“もっと動きたい”という思いが強かったそうで「だって湾岸署の青島や和久さん、みんな楽しそうにやるじゃん。俺はセットの片隅で“いいな…”って思いながらの毎日でした」と振り返った。

 それでも続けた理由について「放送して、ウチのかみさんが“カッコいいじゃん”って言うから“あ、やろう”って」。ノロケ交じりに打ち明け、すかさず浜田からツッコミを受けていた。

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