来季から西武ヘッドコーチに就任する鳥越裕介氏(53)が、19日のテレビ西日本「スポーツCUBE」に生出演。ソフトバンク・山川穂高内野手(32)がCSファイナルステージでゾーンに入った瞬間を振り返った。
CS3試合で3本塁打、6打点の打率5割ファイナルSのMVPを獲得した山川。「あの目つき。あれが山川選手のゾーンなのかなと思った」と称えた。
鳥越氏はスイッチの入ったのは第1戦の第2打席目に伊藤大海から中越えの同点二塁打を放った瞬間と指摘した。
山川は宮崎でのフェニックスリーグに参加し、走り込みも行ってCSに臨んだ。
鳥越氏は「(全試合)4番を勤め上げたという達成感より、ここからだという思いが強かったのかもしれない」と指摘。「ホークスの4番・山川になった」と、このCSで本当の意味でチームの4番になったと解説した。
来季から西武のヘッドコーチに就任する。鳥越氏は「パ・リーグをかき回したい」と宣言した。