「とんねるず」石橋貴明（62）が、19日放送のフジテレビ系「土曜プレミアム・とんねるずの2億4千万の大陸スペシャル」（後9・00）に出演し、ものまね界のレジェンドの出演に感慨に浸る場面があった。
郷ひろみが歌う名曲「2億4千万の瞳」のメロディーに合わせ、ものまね自慢の芸人たちがさまざまなものまねを披露していく「2億4千万のものまねメドレー選手権」企画を放送。2年ぶりの放送で、並み居る芸人たちのトリとして登場したのが、コロッケ（64）だった。
コロッケは「BTS」、「SixTONES」ジェシー、GACKT、「Mrs. GREEN APPLE」大森元貴、北島三郎、美川憲一など、新旧織り交ぜたレパートリーを披露。最後は岩崎宏美からの野口五郎で締め、短時間で21種類ものものまねを披露し、スタジオをどよめかせた。
パフォーマンスを終えたコロッケは、「緊張するわ。俺フジテレビ、ものまね番組に出るの、30年以上ぶりだわ」と、意外な事実を打ち明けた。
すると、今度は石橋が、コロッケ出演に至った経緯を説明した。「2年前の『2億4千万のものまねメドレー選手権』を収録した夜に、スタッフと1杯飲んでたんです。帰ろうと言った西麻布のバーのガラス越しに、コロッケがいたの」。偶然の再会で、数十年ぶりに酒をくみ交わした後、「“コロッケ、2億4千万出てくれない？”、“あ、出るよ～？”って」と、口約束で出演を打診。「その2年後が、今日なんですよ」と明かした。
この日の収録前にも、リハーサルを終えたコロッケとバッタリ顔を合わせたという。「『お笑いスター誕生！！』の話をして」。2人がスターダムに上るきっかけとなったお笑いオーディション番組「お笑いスター誕生！！」の話で盛り上がったといい、コロッケも「同じ時だからね。同期だから」と懐かしんだ。
あらためて石橋は、コロッケについて「44年くらいたったんですけど、あらためて見て、成長してるんだな、コロッケ」とジョークを織り交ぜて笑わせた。
一方のコロッケは「後輩もみんな出ているし、必要以上のことやるメンバーばかりでしょう？今まじめなものまねが多すぎるから、貴重なのよ。この番組が一番できる場所なの」と、貴重な番組出演の機会に感謝。「めちゃめちゃうれしくて、正直、めっちゃ緊張していた。一発目、美川さんをやってもなと思って、無理やりBTSを（やった）」と振り返っていた。