◇女子ゴルフツアーNOBUTA GROUP マスターズGCレディース第3日(2024年10月19日 兵庫県 マスターズGC=6506ヤード、パー72)
小林は序盤ティーショットの精度を欠きながら「良いミスだったので感触は悪くなかった」と調子を上げ、12番でグリーン右からチップインを決めるなど4バーディーを奪った。
「もうちょっと伸ばしたかった。9番のボギーが悔しい」と9番の3パットを悔やんだが、首位と2打差の3位。ツアー初優勝を目指す21歳は「上の2人は絶対に崩さない。自分のペースで伸ばせたらいい」と攻める覚悟ができている。
≪桑木推しから力≫今季2勝の桑木が6位から3位に順位を上げた。疲労がたまり「下半身の踏ん張り感がなくてショットに締まりがない」状態ながら得意のパー5で3バーディーを稼いだ。雷雲接近による中断中には高校時代から憧れている吉田優と談笑。「優利さんは推し。しゃべり倒して幸せでした」と再開後の活力にした。2打差を追いかける21歳は「1番のパー5でバーディーを取れたら流れに乗れる」と逆転優勝のシナリオを描いている。