◇F1第19戦米国GP スプリント(2024年10月19日 テキサス州オースティン サーキット・オブ・ジ・アメリカズ=1周5.513キロ×19周)
今季4度目のスプリントレース(19周)が19日(日本時間20日)に行われ、RBの角田裕毅は11位でポイント獲得はならなかった。
9番グリッドから出た角田はスタートで8番手へ浮上。自身初のスプリントでの入賞を目指し、序盤からハースのニコ・ヒュルケンベルク(ドイツ)と激しい8番手争いを繰り広げた。5周目には同じハースのケビン・マグヌセン(デンマーク)をオーバーテークして7番手を走行する場面もあったが、6周目でマグヌセン、8周目にヒュルケンベルクに抜かれて9番手に落ち、その後はハース勢2台のペースについていけなかった。12周目にレッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)に、16周目にはマクラーレンのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)に抜かれて順位を落とした。
総合首位に立つレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)がポール・ツー・ウインを飾り、今季スプリントで4戦全勝。中盤戦から苦闘続きで8戦未勝利ながら、1カ月ぶりのGP再開で総合4連覇へ手応えを得た。2位にはフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が入り、総合2位からの逆転を狙うマクラーレンのランド・ノリス(英国)は最終周でのブレーキングミスで3位に終わった。
前戦シンガポールGPで契約解除となったダニエル・リカルド(オーストラリア)の代わりに角田の同僚となったRBのリアム・ローソン(ニュージーランド)は16位だった。
▽スプリント順位
(1)フェルスタッペン(レッドブル)
(2)サインツ(フェラーリ)
(3)ノリス(マクラーレン)
(4)ルクレール(フェラーリ)
(5)ラッセル(メルセデス)
(6)ハミルトン(メルセデス)
(7)マグヌセン(ハース)
(8)ヒュルケンベルク(ハース)
(9)ペレス(レッドブル)
(10)ピアストリ(マクラーレン)
(11)角田裕毅(RB)
(12)コラピント(ウィリアムズ)
(13)ストロール(アストンマーチン)
(14)ガスリー(アルピーヌ)
(15)オコン(アルピーヌ)
(16)ローソン(RB)
(17)アルボン(ウィリアムズ)
(18)アロンソ(アストンマーチン)
(19)周冠宇(キックザウバー)
(20)ボッタス(キックザウバー)