ドジャースの3勝2敗となったナ・リーグ優勝決定シリーズは20日（同21日）は第6戦から、再び舞台をロサンゼルスのドジャースタジアムに移して行われる。両チームは19日（日本時間20日）、同球場で練習を行い、メッツのカルロス・メンドサ監督（44）が負けたらシーズン終了の“崖っ縁”での戦いに向けての思いを会見で語った。
すでに18日（同19日）の第5戦でも登板に備えていた千賀滉大投手（31）に関し「昨日同様、ブルペン待機だ。試合がどう展開していくか見てみよう。彼は投げられる」と引き続き中継ぎで起用する考えを明かした。
また、千賀を投入する状況について問われると「どんな状況でも構わない。彼は良い投手。3回、4回、6回、7回に彼にボールを渡すことに躊躇しない。状況次第。試合の最後の3イニングを投げることになるかもしれない」とイニングの頭か途中かを問わず、またクローザー的な起用もいとわない考えを明言。いずれにしても、勝敗を分ける重要な場面での登板になる可能性が高そうだ。
千賀は13日（同14日）のドジャースとの第1戦で先発し、2回途中2安打3失点で負け投手となった。30球のうちストライクはわずか10球で4四球と制球を乱すなど、不本意な投球に終わっていた。