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有名映画監督 「こんな純粋な人見たことないってぐらい、凄い純粋な人」と絶賛する大物人気アイドル

スポニチアネックス 2024年10月20日 11時12分

 映画「かもめ食堂」「めがね」「彼らが本気で編むときは、」など人気作を多く手掛けた荻上直子監督(52)が20日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。「こんな純粋な人見たことないってぐらい、凄い純粋な人」だと思うアイドルを明かした。

 この日は荻上監督の最新作、映画「まる」の主演を務めた堂本剛、出演者の綾野剛とともに出演。荻上監督は「2年前ぐらいに、今回のプロデューサーから“誰か一緒に仕事をしたいと思っている人はいないの?”って言われて、“堂本剛さんが気になっている、興味がある”ってことを言っていて」と堂本への熱烈なオファーで今回の作品が実現したことを明かした。

 「30歳すぎて映画監督デビューをするんですが、なかなかやりたいことと、商業的な部分も映画ってたくさんあるから、そのバランスがよく分からなくて、やってみたけどうまくいかなかったりすることも多々あり、とても悩んで、精神的にうーんってなっていた時に、たまたまテレビで拝見した堂本さんが“あれ、もっと私よりつらそうな人がいる”って思ってしまったのが、気になってしまったのがきっかけ」と告白。「テレビの中でプロフェッショナルだから笑って笑顔でいらっしゃるし、面白いことを言って、皆さんを笑わせているんだけど、それでもなんかつらそうな人がいる…って思って。それは惹きつけられてしまった」と明かした。

 これに、堂本は「本当の自分をちゃんと伝えることができなくなっていたというか、そういう部分がきっとにじみ出てしまうのかもしない。笑ってるけどつらそうって。楽しいから笑ってるんやけど、こういう業界だときついことも言われるじゃない。それにいちいち傷ついてしまう人間だから、疲れてたんですよね」と苦笑。「でも、そんな時に音楽に出会えたから、ずいぶんと救ってもらえて、今に至るっていうところではあるんですけど」と振り返った。

 「やっぱり本来の自分のまま人生を生きていくって、ある種、孤独になるころでもあると思うんですよ」と堂本。「それが結果、自分らしく立ち戻れる気がするから、僕は極力、スイッチを切っちゃってるんですよね。どんだけ上げてもブレーカーみたいに落ちるんですよ。オフになっちゃう。頑張って、上げるねんけど、電力強すぎてまた落ちちゃう…それのくり返ししているって感じは凄くある」と話した。

 そんな堂本に、荻上監督は「撮影中もお話させていただいた時にも、こんな純粋な人見たことないってぐらい、凄い純粋な人だと思って」と絶賛。堂本が「それよく言ってくれますけど」と照れ笑いを浮かべると、荻上監督は「嫌なものを跳ね返す孤独力みたいのが凄いある人なんだろうなって思ったんですよね。それは強いことでなかなかできることでもないと思った」と賛辞が止まらなかった。

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