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J1広島 元日本代表MF青山敏弘の今季限りでの現役引退を発表 サンフレッチェ一筋のボランチ 

スポニチアネックス 2024年10月20日 14時8分

 J1広島は20日、元日本代表MF青山敏弘(38)の今季限りでの現役引退を発表した。

 青山はクラブを通じてコメントを発表。「サンフレッチェ広島の青山敏弘は今シーズンを最後に現役生活を引退する事をご報告させていただきます。21年のキャリアの全てを広島でプレーさせていただいた事に、大きな誇りを感じております。クラブ、チームメート、ファン・サポーターの皆様のこれまでの大きな支えに深く感謝いたします。僕には新スタジアムで優勝という大きな夢があります。皆様と喜びを分かち合うために、残りのシーズンを共に闘います。このクラブと自分自身の力を最後まで信じて」と感謝した。

 青山は岡山・作陽高から2004年に広島に加入。06年に就任したペトロヴィッチ監督の下でボランチでレギュラーを獲得すると、森保一監督の下で12~14年のJ1リーグ3連覇に大きく貢献。中盤の底でゲームをコントロールし、ゴールに直結するパス、パンチ力のあるミドルシュートが持ち味だった。キャプテンも務めてチームをけん引。22年にスキッベが監督に就任した後は、22年リーグ戦15試合、23年5試合、今年は2試合と出場機会が減っていた。広島一筋でJ1通算443試合20得点、J2通算36試合4得点。12、13、15年にJ1ベストイレブンに輝いた。

 日本代表はザッケローニ監督の下、2013年に初招集され、14年のW杯ブラジル大会のメンバー入り。国際Aマッチで通算12試合1得点だった。

 12月1日の広島-札幌(エディオンピースウイング広島)の試合終了後、現役引退セレモニーを行う。

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