シンガーソングライター・竹内まりや（69）が20日放送のTBSのラジオ「安住紳一郎の日曜天国」（日曜前10・00）にゲスト出演。夫でシンガーソングライターの山下達郎（71）からのアドバイスを明かした。
来年、11年ぶりにアリーナツアーを行うことが決まっている竹内。NHKののど自慢の予選突破を目指すリスナーから「人前で歌をうまく歌う秘けつはなんですか？」と質問が寄せられた。
自らメッセージを読み上げた竹内は「11年ぶりにライブをするやつに聞く質問ではないんですけど」と自虐しつつ、「私がいつも達郎からアドバイスをされているのは、とりあえず、舞台を降りた時に後悔しない、っていう（こと）。今日はああだったら、こうだったからダメだったなっていう、後悔しない自分でいることをイメージして、絶対後悔すまいぞっていう思いで（ステージに）立って、楽しんで歌えば、最終的には楽しく歌えるんだよ！ってことを言われるんです」と明かした。
「よくあるんですよ、本番終わってから、“あそこは歌うんじゃなかったな”とか、“歌詞がどうだな”ってことを後で悔やむんですけど」と竹内。「その自分にはなりたくない！っていう思いをまず持って、舞台に立つと意外としっかりできるっていう。そうなると楽しんで歌うしかないなって思うから」とし、「楽しむことですよね、歌を。テクニックじゃない」とアドバイスした。
これに、パーソナリティーのTBS・安住紳一郎アナウンサーは「だいたい、のど自慢は楽しそうにしている人がたいていステージに呼ばれている気がする」と指摘。竹内は「あんまり技巧に走っても、見ている人がそれいいのかっていうのは別だと思うので」とした。
さらに「11年ぶりだから私頑張らないといけない。あんまり人に大きいこと言っておいて、自分が後悔しちゃうといけないから」と苦笑した。