元ロッテの里崎智也氏(48)が20日のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演。2連敗でCSファーストステージ敗退した阪神の“原因”を指摘した。
阪神は2位進出ながら3位のDeNAに本拠地で2連敗を喫した。
里崎氏は「試合前に岡田さんの退任出しちゃダメだったと思うんですよ。そういうので勝ったチームあまり見たことない」と指摘した。
阪神はシーズン終了を待たずに昨季チームを日本一に導いた岡田彰布監督(66)の退任が報じられ、CS開幕前に球団が正式発表した。
里崎氏は「矢野(燿大)さんの時もそうだったじゃないですか。僕らもボビー(バレンタイン)が2009年シーズン前に“今年で終わりです”って言ってBクラス(5位)になった」と説明した。
石橋は「逆に選手は監督を最後に日本一にしようと盛り上がるんじゃないですか?」と疑問をぶつけた。
里崎氏は「日本一にしようという人もいれば全員が好きなわけじゃない。コーチも含めて(辞める人に付いていって)自分もクビになったら困る。政治的なものが続く」とシビアに解説した。
石橋は「聞かなきゃよかった…」と笑うしかなかった。
里崎氏は「(岡田監督の退任発表は)終わってからでも遅くなかったと思う」と残念がった。