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【スキージャンプ】小林陵侑が貫禄の2季ぶりV「まあ合格点ではあると思う」全日本選手権ラージヒル

スポニチアネックス 2024年10月20日 17時6分

 ◇ノルディックスキー全日本選手権ジャンプ最終日(2024年10月20日 長野・白馬ジャンプ競技場)

 ラージヒル(ヒルサイズ=HS134メートル)男子決勝が行われ、22年北京五輪ノーマルヒル王者の小林陵侑(チームROY)が139・5メートル、134・5メートルを飛び、合計282・7点で2季ぶり4度目の優勝を果たした。2位に二階堂蓮(日本ビール)、3位にノーマルヒルを制した内藤智文(山形県スポーツ協会)が入った。五輪8度出場のレジェンド葛西紀明(土屋ホーム)は4位だった。

 優勝した小林陵は「まあ合格点ではあると思う。(ジャンプの)出来自体は絶妙なところ。1本目はテレマークもちゃんと入ったし、良かったと思います」と自身に及第点を与えた。今後は11月下旬のW杯開幕まで札幌で調整する予定で、「今年の冬は自分のレベルがどの程度にあるか分からないですけど、表彰台争い、優勝争いできる位置で入りたい」とさらなるパフォーマンスとコンディションの向上に努める。

 前日には全日本スキー連盟(SAJ)の新会長に、同じジャンプ競技出身の原田雅彦氏が就任した。同連盟としては初めて誕生した五輪メダリストのトップに対しては、「各選手、携わってくれる人が、国内だけで終わらないぞ、世界でどうやって活躍していくか、考えてくれるきっかけになれば。原田会長になったことで、そういう雰囲気が変わっていけばいいですね」と期待した。

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