俳優の杉本哲太（59）が、20日放送のフジテレビ系「なりゆき街道旅」（日曜正午）に出演し、役との向き合い方について語った。
お笑いトリオ「ハナコ」岡部大、「三代目J Soul Brothers」山下健二郎と、茨城県笠間市をめぐる旅に参加。山下からは「（撮影が）終わったタイミングって、役とかなかなか抜けないじゃないんですか？」と問われたが、杉本は「よくね、言うよね…」と遠い目をして答えた。
役者の中には、役が染みついて離れなくなる“憑依（ひょうい）型”と呼ばれる人もいるが、杉本はそれとは無縁の様子。「役が抜けないというのはよく分からないね。切り替わるし」と首をひねった。
それでも、複数作品の撮影が重なることがあるという。「たまに重なっちゃっている時もあるしさ。3作品くらい重なっていたりとかあるから、いちいち入り込んでいたら…入り込んでやるのがいいんだけど」と、素直に打ち明けた。
役がこんがらがってしまうこともあるようで、「“ごめんなさい。今、まだAの役が抜けないけど、ちょっと行きます”って話になっちゃうじゃん？引きずってたら。“半分Aの役だけど、ごめんね！”って。そこは切り替えないといけない」と笑わせていた。