広島は20日、元日本代表MF青山敏弘(38)の今季限りでの現役引退を発表した。
クラブ一筋21年。クラブを通じて「キャリアの全てを広島でプレーさせていただいたことに、大きな誇りを感じています」とコメントした。
J1通算443試合で20得点。3度のJ1優勝などクラブが獲得した4つのタイトル全てに貢献した。日本代表としては、14年W杯ブラジル大会出場。18年W杯ロシア大会は膝の負傷で辞退したものの、約3年ぶりに代表選出されて周囲に驚きを与えた。
今季はリーグ2試合のみの出場だがチームは首位。「新スタジアムで優勝という大きな夢があります。皆さまと喜びを分かち合うために、残りのシーズンを共に戦います」と9年ぶりのリーグ制覇で有終の美を飾ることを誓った。