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日本ハムのレイエス、ダイエットで来季30発!

スポニチアネックス 2024年10月21日 6時2分

 日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が来季、大減量で30本塁打を目標に掲げた。来日1年目の今季は6月まで4本塁打と慣れない日本人投手に苦戦したが、夏場以降は急激に状態を上げてリーグ2位の25本塁打をマーク。すでに来季残留が決定的になっている120キロの巨漢助っ人が今オフは20キロの“ダイエット”に臨み、球団の助っ人外国人では17年のブランドン・レアード以来となるシーズン30発のノルマを果たす。

 今年3月。エスコンフィールドでの打撃練習でレイエスは、左翼後方「タワー11」4階の宿泊施設の窓を直撃する推定150メートル弾を放って周囲を驚かせた。飛距離は球界トップクラスを誇る120キロの巨漢助っ人が来季、持ち前のパワーに切れも兼ね備えて勝負の来日2年目に挑む。

 「オフはドミニカ共和国に帰って体重を20キロ落とし、できれば30本を打ちたい」

 来日1年目の今季はリーグ2位の25本塁打をマーク。シーズン終盤は「3番・清宮、4番・レイエス」の中軸を形成し、2年連続最下位から2位に躍進したチームを支えた。過去にもオフシーズン中に約20キロの減量を行った経験があり「今でもパワーはあるが、20キロ落とすことによって切れも出てくる」と、見据える。

 球団の助っ人外国人のシーズン30発以上は、17年に32本塁打を放ったブランドン・レアード以来。15年から3年連続30発以上を放ち、16年には日本一に貢献するなど、頂点に立つためには大砲の存在は必要不可欠だ。すでに来季残留が濃厚のレイエスは「戻ってきた際には、自分が一番頼りになる存在になりたい」と、さらなる飛躍を誓う。

 実は甘党のレイエスは「食べるのは好きだが、これ以上大きくなったらコーラとかアイスクリームが食べられなくなってしまう。日本にはおいしいデザートがいっぱいあるので…」と苦笑い。来季はスマートボディーを手に入れ、思う存分スイーツと日本一を味わう。(清藤 駿太)

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