テニス女子で元世界ランキング1位の大坂なおみ(27=フリー)が20日、都内で開催されたヨネックスのイベントで取材に応じ、日本代表が出場する女子国別対抗戦のビリー・ジーン・キング(BJK)杯決勝大会(11月13日開幕、スペイン・マラガ)を欠場する方針を示した。
今月上旬の中国オープン4回戦を腰痛で途中棄権。その後の精密検査で腹部の肉離れも確認された。
21日に本戦が開幕する東レ・パンパシフィック・オープンを欠場。9月に発表されたBJK杯日本代表メンバーに名を連ねるが「BJKには間に合わないと思う。来年の全豪オープンに向けてコンディションを整えたい」と今季中の復帰を見送る可能性を示唆した。
現在は世界58位。来季の目標については「まずはトップ30に入ってグランドスラムのシードを得るところを目指したい」と語った。