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今季終了のメッツ・千賀「うまくいかないことがたくさんあった1年」来季は「チームを勝ちに導けるように」

スポニチアネックス 2024年10月21日 13時45分

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 メッツ5ー10ドジャース(2024年10月20日 ロサンゼルス)

 メッツの千賀滉大投手(31)が20日(日本時間21日)、敵地でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に救援登板。7回から6番手でマウンドに上がり、2イニング目の8回につかまり、1回2/3を3安打3失点だった。チームもドジャースに敗れ、対戦成績2勝4敗となり、敗退が決定。今季が終了した。

 試合後、千賀は今季を振り返り「やっぱり今年1年間、ケガしてうまくいかないことがすごくたくさんあった1年だったので、とにかく来年1年間ケガをせずに、そして、またこういう舞台で今のような中途半端なことでなく、しっかり自分のピッチングをして、チームを勝ちに導けるようなそんな存在でいたいと思います」と雪辱を誓った。

 現在の心境を問われると「(ドジャースは)本当にすごいチームだったなってのが一言かなと思います」とし「やっぱり上手くいかずにすごい難しい1年でしたけど、最後の最後でこういう素晴らしい球団とさせてもらったってところと来年、こういう舞台を1つ1つ超えるために、もっともっとやるべきことがあるなと改めて思ったので、すごい良い経験をさせてもらったなと思います」と率直に語った。

 千賀はこの日、打線が1点を返し、4-7とした直後の7回からマウンドへ。いきなり先頭・マンシーに死球を与えたが、続くE・ヘルナンデスをニゴロに打ち取ると、パヘスを宝刀“お化けフォーク”で空振り三振。スミスを左直に打ち取り、無失点に抑えた。

 イニングをまたいだ8回は先頭・テーラーに中前打を許すと、大谷をフルカウントから歩かせ無死一、二塁。ここで次打者・ベッツに左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び、失点。さらに無死二、三塁から続くT・ヘルナンデスにも右犠飛を許し2点目を失った。

 2死からマンシーも四球で歩かせ一、二塁にすると、E・ヘルナンデスにも右前適時打を浴び、3点目を失ったところで降板となった。後を継いだブットが次打者・パヘスを中飛に打ち取り、千賀の登板成績は1回2/3を3安打3失点となった。

 今季は右肩痛で出遅れ、7月26日ブレーブス戦で復帰も登板中に左ふくらはぎの張りで降板し、レギュラーシーズンはわずか1試合で終了。その後、右上腕の張りもありワイルドカードシリーズは出場選手登録外だったが、フィリーズとの地区シリーズ開幕戦で電撃復帰を果たした。今シリーズは第1戦でも先発し、2回途中2安打4四球3失点だった。

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