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【大谷翔平と一問一答(2)】松井秀喜がMVPを獲得した09年WSは「ハイライトは何回も見た」

スポニチアネックス 2024年10月21日 15時8分

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 ドジャース10-5メッツ(2024年10月20日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、勝てばリーグ優勝とワールドシリーズ進出が決まる本拠でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席の中前打で4試合連続安打とすると、第4打席でも中前適時打を放ち、2試合連続マルチ安打の活躍を見せた。今シリーズは2本塁打、6打点で得点圏打率8割超と勝負強さを発揮し、2020年以来4年ぶりのリーグ優勝&ワールドシリーズ進出に貢献した。

 ア・リーグはヤンキースがガーディアンズを破って15年ぶりのワールドシリーズ進出が決定。1981年以来43年ぶりの東西名門対決、ジャッジとの両リーグ本塁打王同士の対決が実現し、周囲の熱気も高まっている。

 大谷の試合後の会見での一問一答は以下の通り。

 ――PSで一時、無走者で22打数無安打もあったが、何かを変えたりしたか?

 「特別に変えたことはないですね。やることは変わらないので。状況によって多少変えることはありますが、自分のアプローチを変えることはない。スモールサンプルの中の偶然起きた数字じゃないかなと思っています」

 ――エドマンがMVPを獲得したが、打線の中で誰でもMVPになる可能性を秘めていたことには。

 「トミー(エドマン)は間違いなくMVPだと思っています。シーズンの途中から来ましたけど、本当に大きい仕事を、数字に残らないことも含めて素晴らしい選手だなと思っています。誰かが調子悪い時に誰かがカバーする試合が多かったと思うので、そういう意味では素晴らしい試合が多かったなと思っています」

 ――パドレスにはダルビッシュ、松井投手がいて、メッツには千賀投手がいた。最高峰の舞台で日本人対決が何度も起きるのは日本の野球のレベルの高さを表しているが、その点については。

 「日本出身の選手だけじゃなく、ラテン系の数多く活躍しています。いろんな国の出身の選手たちのプレーは自分自身にとっても参考になるところが多くある。本当にレベルが高いところで日々学んでいる感じかなと思います」

――初回先制されて大谷選手が出て逆転につながった。前回抑えられた投手に対してどのようなアプローチでいったか?

 「嫌な流れではありました。前回抑えられて素晴らしい投手ではあるので、なかなか自分の思い通りにいく打席は少ない、チャンス自体が少ないんじゃないかと思っていました。先頭打者としてしっかりチームの流れを戻せるような仕事をしたいと思っていた。結果的に抜けてくれていい打席になったなと思っています」

 ――大事な試合で登場曲を変えた経緯は?

 「特にないですね。フィーリングがいいっていうことで選ばせてもらいました」

 ――日本人にとってワールドシリーズは松井秀喜さんの印象が強い。大谷選手は中学生だったと思うが、その時の記憶は?

 「試合は生で見ていないですね。MVPを獲られたのはもちろん知っていますし、ハイライトは何回も見たことはあります。生では見てはいなかったですね」

 ――そのヤンキースと対戦することには?

 「もちろん素晴らしいチームですし、強いチームなので自分たちの野球を。今日は今日で喜んでいいと思う。また切り替えてアウェーはアウェーで盛り上がると思う。楽しみにしたいと思います」

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