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川淵三郎氏 塚原千恵子さんを追悼「今年もお手紙を頂いて張り切っておられただけに…残念」

スポニチアネックス 2024年10月21日 15時58分

 体操女子の68年メキシコ五輪代表で、指導者としても体操界をけん引した塚原千恵子(つかはら・ちえこ、旧姓小田=おだ)さんが9月1日、病気のため死去したことが分かった。77歳だった。長崎県出身。9月8日に家族葬が行われた。

 訃報を受けて元日本サッカー協会会長で日本トップリーグ連携機構代表理事の川淵三郎氏(87)は21日に自身のXを更新。「塚原千恵子さんのご逝去を心からお悔やみ申し上げます。長い間ご夫妻と親しくしていて今年も八王子に新しく体操センターを始めたとのお手紙を千恵子さんから頂いて張り切っておられただけに残念でなりません。家族葬だけでと最後まで人への気遣いを忘れない人でした。心からお悔やみ申し上げます。合掌」とつづり、故人をしのんだ。

 千恵子さんの夫は、同五輪を含む五輪金メダル5個を獲得した光男氏。長男は、04年アテネ五輪体操団体金メダルの直也氏。

 千恵子さんは長崎西高から日体大に進み、メキシコ五輪団体総合4位。1972年に現役引退後に光男氏と結婚し、ともに後進の育成に尽力。強豪クラブの朝日生命で鶴見虹子ら多くのトップ選手を育てた。日本体操協会では女子強化本部長などを歴任した。

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