阪神は21日、ブルペン捕手の片山大樹氏（49）氏のブルペンコーチ兼任を発表し、この日の午前に西宮市内で就任会見を行った。
同席した嶌村聡球団本部長は「1軍戦力の中である意味1番ピッチャーの性格、性質、球質等々、彼が1番、間近で受けてて、わかっている部分もある」と説明した。
片山氏は93年にドラフト4位で徳山商高から入団も、1軍出場なしで00年に現役引退。引退後の01年からブルペン捕手で活躍。リリーフエースだった藤川新監督のキャッチボールや投球練習相手を長い間務め、“専属捕手”でもあった。
片山氏は「藤川監督から就任が決まったときに、“手伝ってもらう”と声をかけていただいた。“長年、中からタイガースをみてきたという経験と知識は財産だから”といわれ即答というか、手伝わせてもらいたいと、いうふうに言いました」と明かした。