Infoseek 楽天

明大・宗山 鳥谷超え六大学通算116安打 「うれしいこと、とても光栄」

スポニチアネックス 2024年10月21日 16時28分

 ◇東京六大学リーグ第6週第3日 明大―早大(2024年10月21日 神宮)

 3日後に迫ったドラフトの超目玉、明大・宗山塁内野手(4年=広陵)が6回先頭で二塁内野安打を放った。早大のエース伊藤樹(3年=仙台育英)の変化球に体勢を崩されながら、抜群のバットコントロールでヒットに。これで鳥谷敬氏(早大―阪神―ロッテ)に並ぶ東京六大学リーグ通算115安打目に到達。8回先頭にも右前打で出塁。リーグ通算116安打目とし、六大学史上8位タイに並んだ。

 走攻守三拍子そろった大型遊撃手として、鳥谷氏と比較されがちな宗山だが、打撃だけではなく、この日も軽快なフットワークで難しいゴロを難なくさばいていた。宗山をめぐっては、広島がすでにドラフト1位指名を公表している。

 一方で、チームは早大の前に零封負け。勝ち点を落として優勝は絶望的となった。6度も得点圏に走者を進めながら決定打が奪えずの完敗に表情は厳しいままだった。

 試合後の主なやりとりは下記の通り。

 ―鳥谷越え2安打より

 「うれしいことですし、とても光栄です。1打席1打席積み重ねてきた結果だと思います。でも欲を言えば1打席目(右直)に打ちたかった。チームとして法政戦が残っているので、そこで連勝できるように」

 ―3日後にドラフト

 「この日のためにやってきたと言っても過言ではないくらい大事な日なので。でも同じチームの(ドラフト候補)浅利もいるので、みんなでいい思いができれば、と思っています」

この記事の関連ニュース