左肋骨付近を痛めた影響でCSの欠場が続いている巨人・吉川尚輝内野手（29）が21日、フリー打撃を再開した。
9月26日のDeNA戦で内角球を避けた際に転倒し負傷も、リーグ優勝を決めた同28日の広島戦までは強行出場。その後の2試合は守備のみの出場となっていた。
CSファイナルSは、負傷の影響で登録外でスタート。3連敗を喫し、崖っ縁に立たされた第4戦からベンチ入りし、大きな声でナインを鼓舞。阿部監督も「本人がファイティングポーズを取ってくれた。なんとか貢献したいということで、骨はポキッと折れちゃっているけど、気持ちで入ってくれた」と明かしていた。
1軍に同行を続け、懸命に復帰を目指してきたV奪回の立役者が、復帰へ一歩前進。ティー打撃、フリー打撃を行い「良い感じで打てた。できることを準備して、やっていきたい」と話した。