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DeNA・石井琢朗コーチ 初回失策から汚名返上“神走塁”の森敬斗に「ここに来て気づいたものある」

スポニチアネックス 2024年10月21日 23時24分

 ◇セCSファイナルステージ第6戦 DeNA3―2巨人(2024年10月21日 東京D)

 DeNAは巨人を3-2で下し、17年以来7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。3連勝でCS突破王手をかけてから2連敗。3勝3敗の崖っ縁に追い込まれながら、下克上を果たした。

 森敬は初回にヘルナンデスの遊ゴロを一塁へ悪送球。先制点を献上していた。4回にも中継プレーで落球。坂本の好走塁を許し、結果的に戸郷のスクイズでの追加点につながった。

 それでも2点を追う5回、先頭の梶原が右前打で出塁。続く森敬は2ボールからの3球目をはじき返した。打球は右中間を破る適時三塁打。三塁上では小さくガッツポーズをつくった。

 森敬は、さらに2―2の9回に先頭で右前打を放ち出塁。代打・柴田の犠打で二進し、桑原の三ゴロで坂本が一塁へ送球した瞬間にスタート。三塁への進塁に成功し、続く牧が左前打で勝ち越しの本塁を踏んだ。

 森敬をマンツーマンで指導するなど目をかけている石井琢朗コーチは「ここに来てやっと彼は気づいたものがあるんじゃないかと思う。CSもいろいろあったが、これをまた1つ自信にも糧にもしないといけない」と指摘。“愛弟子”へ「そこをしっかり来年も生かしていってもらえたらいいなと」とエールを送った。

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