阪神は21日、来季のコーチングスタッフを発表し、新任コーチの記者会見を行った。片山大樹ブルペン捕手（49）がブルペンコーチ兼任となる。
片山ブルペンコーチ兼ブルペン捕手は、藤川監督が大リーグと四国・高知を経て阪神に復帰した際にプレゼントされた縦じまのスーツで就任会見に臨んだ。
「うれしい気持ちと驚いている気持ち。藤川監督からは経験と知識は財産だと言われました。投手コーチと相談しながら、いろいろ選手とコミュニケーションを取ってやっていきたい」
92年ドラフト4位で阪神に入団したが、1軍出場がないまま00年に現役引退。01年から今季まで24年間ブルペン捕手を務めた。藤川監督の現役時代は“専属捕手”として登板前には必ず球を受け、マウンドに送り出してきた。今後はコーチとの“二刀流”。ミットを通じて得た経験と知識を、指導者としても藤川タイガースに還元していく。