阪神の藤川新監督が22日、この日から始まった兵庫県西宮市の甲子園での秋季練習に参加した。練習前に、選手、スタッフを集めてミーティング。現役時代の背番号22が付いたユニホームでグラウンドに姿を見せると、選手、コーチと積極的に言葉をかわした。
20年の引退から4年ぶりにタテジマのユニホームを着用し「僕自身は違和感ないですけど。周りからどう見えているかはわからないですけど。この番号の方が慣れ親しんでいるし、違う番号を付けると印象も変わってしまうというところは、選手やスタッフの方々からは、こちらの方がいいんじゃないかと、言ってもらいましたね」と落ち着いた口調で振り返った。
練習前のミーティングでは「いかに熱く、秋季キャンプに入っていけるかが、来年に向けて非常に大事だと思う。僕自身もタイガースでプレーしてきた。それにみんなについてきてほしいということを伝えました」とナインに訴えた。