野球の米国代表は21日（日本時間22日）、11月9日に開幕する「プレミア12」の出場登録メンバーを発表した。
投手15人、野手13人の28人で、大リーグの出場40人枠以外の選手で構成されている。
メジャーでのプレー経験がある選手は9人。最も実績があるのは今季レッドソックスでプレーしたリッチ・ヒル投手（44）。20シーズン、計13球団でプレーしたベテラン左腕は通算90勝を挙げている。
メジャー通算5勝で、17～20年にはDeNAでプレーしたスペンサー・パットン投手（36）も名を連ねた。
ドジャース傘下3Aのクリス・オーキー捕手（29）はエンゼルス時代、投手・大谷とバッテリーを組んだこともある。
18年までエンゼルス監督を務め、21年東京五輪に続いて米国代表の指揮を執るマイク・ソーシア監督（65）は「チームUSAは才能ある若い選手と強力なベテラン選手の素晴らしい組み合わせだ。彼らが国のために戦う姿を見るのが楽しみ」とコメントした。
米国代表は侍ジャパンとは別のグループAで、メキシコ、ベネズエラ、オランダ、パナマ、プエルトリコと同組。上位2チームが東京ドームで行われるスーパーラウンドに進出する。