ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が22日(日本時間23日)、オンライン会見に出席。ナ・リーグ優勝決定シリーズでロースターを外れた故障者の現状に言及した。
ヤンキースとのワールドシリーズ開幕を3日後に控え、指揮官は「グラテロルは今日、打者相手には投げない。ブルペンで投げる。グラテロル、ベシアはもう少し様子を見る。私たちはできる限り(ロースター入りへ)推し進めていく。金曜日(日本時間26日の第1戦)の朝に最終的な決定を下すことになる」と鍵になる救援陣の現状を説明。9月末に右肩炎症で負傷中リスト(IL)入りしたグラテロル、さらにパドレスとの地区シリーズ第5戦でけいれんのため緊急降板したベシアはロースター入りに向けて、状態を見極めるとした。
また、左内転筋の故障でリーグ優勝決定シリーズのロースター外だったロハスについても「同じ状況でロースターに入る確率は分からない」と言及。「ワールドシリーズのロースター入りするために全力を尽くすのはわかっているが、彼が走れること、守備ができることを確実にする必要がある。ロースター入りを望んでいるが分からない」と100%プレーできるかどうかとした。
その上で「リーグ優勝決定シリーズは(ベンチで奮闘する)彼の助けを借りることができた」とチームリーダーとしてベンチでナインを盛り上げてくれたと感謝した。
一方で股関節を痛めていたラックスに関しては「第1戦に出場できると思う」と問題なくプレーできるだろうとし、フリーマン同様、第1戦に出場する方針を示した。