独立リーグのBC栃木は23日、元ロッテ2軍監督の山下徳人氏(59)が新監督に就任することを発表した。和歌山県出身の山下氏は箕島時代の83年夏に、現ロッテの吉井理人監督とともに甲子園に出場。その後、東洋大に進み、87年ドラフト5位でロッテに入団した。主に外野手として活躍し、現役11年間の通算成績は442試合、打率・255、19本塁打、109打点だった。
98年に現役引退後はロッテで1軍野手総合打撃コーチ、2軍監督などを務めたほか、スカウトや編成部も歴任。退団後の21年からBC栃木を含むエイジェックグループのチームアドバイザーを務めていた。山下氏は球団を通じ「皆さまから愛されるチームを作りと、勇気・感動・勝利を伝えていきます」とコメントした。
BC栃木は、6年間指揮を執った元巨人の寺内崇幸前監督の退任を21日に発表していた。