きょう24日のドラフト会議で、阪神の指名が予想される選手を探った。獲得の意思表示とも言える調査書の動向を取材すると、有力候補から「球児2世」、「ビッグマン高校生投手」、「バズーカ強肩捕手」、「独立リーガー」という4つのキーワードが浮かび上がった。
強肩捕手の獲得も急務だ。梅野は来季34歳を迎え、国内FA権を取得した坂本の去就が定まらない現状があり、未来の正妻候補が不可欠。そんな中、最も高い評価を得るのが日本生命の石伊雄太だ。打撃を補うだけの強肩を持ち、二塁送球1秒8台を誇る。7月には鳴尾浜で2軍と練習試合を組んで直接チェックをしたほど、球団は力を買っている。
ただし、捕手不足は多くの球団の共通の悩みで、指名順で石伊を先に取られる可能性がある。その場合を想定して、九州共立大・笹原愛斗(まなと)の評価が急上昇している。パンチ力がある打撃と二塁到達1秒9台の強肩が魅力で、攻守のバランスが良い。
高校生では、U18高校日本代表の健大高崎(群馬)・箱山遥人も候補に挙がっている。